当社では、一年前からエンジニア職でインターン生を採用をしています。過去のインターン生の実績は以下の通りです。そうそうたる大学の理系学生たちが、興味を持ってくれました。

【大学院】東京大学大学院、筑波大学大学院

【大学】東京大学、筑波大学、神戸大学、大阪大学、滋賀大学、横浜国立大学、早稲田大学、慶應義塾大学、芝浦工業大学

そして、先日応募数の確認をしてみたら、ご応募いただいた方は、なんと500名を超えていました。知名度も低く、給料がそれほど高いわけではない当社。それでも、これだけの学生に興味をもってもらえ、採用に成功することができています。最近、この話を知人にすると「それは面白い」という反応が多いので、もしかしたら参考になるかと思い、記事にしてみようと思います。

ツールは、エンゲージとエアーワーク

当社ですが、実はインターンの採用においてコストをかけていません。採用の方法は、エン・ジャパンが運営する「エンゲージ」と、リクルートが運営する「エアワーク」という、無料のツールを利用しています。

どちらもインディードに情報が共有されるため、、ユーザーへの高いリーチが期待できます。

学生に向けて業務環境を整備

多くの学生を集められた背景には、いくつかの理由があります。まず、リモート勤務OKとしたことが大きいと思います。といってもこれは、コロナによって、オンラインワークが前提となっていたためであり狙っておこなったわけではなかったのですが、これがとても有効になってると考えています。結果、全国の学生の方が応募してくれるようになりました。

そして、理系の学生をメインとしてるため、時間効率のよさを徹底しました。理系学生は研究室とアルバイトの両立が大変で、研究室から仕事をする学生もいるほどです。

さらに、シフトを柔軟に設定したこともポイントです。研究室の状況によっては、「来週、急にアルバイトに入れなくなった」ということも多々あります。こういった状況に対応できる体制を整え、次週のおおよその予定は立てるものの、当日の急な欠勤もウエルカムという姿勢を取っています。こういった研究ファーストな業務体制が人気を博したようです。

最後に、6ヶ月以上勤務した方には有給を付与しています。消化率は今のところ100%です。このように「研究室での活動と当社での業務を、どう両立してもらえるか」を意識した業務環境の整備が、ポイントとなりました。

インターンに一定の権限付与

当社では、学生に対して仕事に関する権限をできるだけ付与しました。これは、自分たちで業務環境を快適にできれば、仕事への満足度につながると考えたためです。

具体的には、インフラやサーバーはインターン生が主導して選定しました。他にも、インターン生からの意見を集め、必要に応じたツールは有料であってもどんどん導入しています。

こういった過程を通して、学生には研究室とは別の世界であるインターン先だからこそできる業務を、たくさん経験してもらいたいと考えています。そして、こういった想いは、面接時にお伝えしており、当社インターン参加の理由の1つになっていると思います。

2023年の採用はエンゲージとエアワークで

今回これほどの学生を集めることができたのは、上記のような環境整備はもちろん、利用したツールが最適だったからだと感じています。エンゲージとエアーワークは非常に価値のある採用ツールです。まだ使ってない企業の方は、ぜひ試してみてください。

2023年の採用に、この2つを使わない手はないと思います!

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