今、採用を進めるために有効な求人サイトとして、「エンゲージ」と「Airワーク」があげられます。インディードはもちろんなのですが、この2つのサイトを利用すればインディードへの掲載ができるので、まず利用するのはこの2サイトだと思います。

この2サイト、どちらもおすすめですが、複数のATS(Applicant Tracking System:採用管理システム)を使うことによる弊害にも目を向けなくてはなりません。そこで今回は、具体的にどのような問題があるのか3つのポイントにしぼって解説します。

応募者の比較検討がしにくい

1つ目の問題は、応募者の比較検討がしずらくなることです。ATSはそれぞれ、応募者画面の見え方や応募者から得られる情報が異なります。そのため、複数のATSで集まった応募者のデータを一元管理することは難しく、比較検討が難しくなります。

足りない情報はメッセージなどで追加質問することもできますが、その手間は煩雑ですし、集まった情報を改めて管理することも面倒です。これにより、異なる媒体で応募してきた候補者を比較検討することが難しくなります。

採用プロセスの管理が難しい

2つ目の問題は、採用プロセスの管理が難しいことです。求人を掲載している期間、それぞれの求人サイトからまばらに応募があります。そのため、今どの応募者がどんなプロセスにいるのか、次に何をしなくてはならないのか、その管理が非常に大変です。

利用するATSが1種類であれば一元管理できますが、複数にわたる場合、どの媒体のどの応募者の面談が終わっていて、どの応募者にどんな連絡をしなくてはならないのかなど混乱します。こういった状態は「書類選考合格通知を誤って不合格の人に送ってしまう」といったミスが発生しやすく、非常に問題です。

評価が困難になる

3つ目の問題は、応募者の評価が困難なことです。誰がどの求人サイトから応募し、どういったプロセスを経たかなどがわかりにくくなります。

特に面接をする人数が増えると、誰が何を話していたかなど複雑になります。社内で情報を共有する時に混乱が起きてしまい、これがきっかけで連鎖的に問題が発生するケースも珍しくありません。

それでも、エンゲージとAirワークの併用を

当社では複数のエンゲージとAirワークを使った採用を経験し、どのように複数のATSを使いこなすか検討しました。初めはエクセルを利用しましたが、入力項目が多く無駄な作業も多くなってしまいました。そこで、応募者情報やスケジュール管理、面接での評価などを一元管理できるウェブツールを作成して活用しています。

求人は複数媒体で出す方が露出が高まり、応募者が増えます。併用による煩雑さという問題はありますが、それをクリアするだけの利用価値がこの2つにはあると思います。それが、現在利用してをしている中での実感です。

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